マリアージュ 〜神の雫 最終章〜 #176 「勝負の前日」
お話は、ど〜でも良いようなシチュエーションと、独善的な論理を細々と描いておりますが、詰まる所国産ワインからのセレクトに拘るなら、日本固有種である「マスカット・ベーリーA」を入れないとね。
ってことだけです。(笑
意味深に「あの品種」がラインアップに含まれていない… と悩む雫と原島。
それさえあれば、すごいラインアップが完成するという意味不明な確信。
酒屋JIROが、わざわざ目立つように置き忘れたワイン。
それを説明するために、三時間かけて戻ってくる酒屋JIRO。
日本の葡萄なら、絶対に和食に合うという料理長の馬鹿な思い込み。
わざわざ気合を入れて抜栓するメンバー。
予定通り「すごい!!」ワイン。
詰まる所、目に余る「完全予定調和」で、作者の独りよがりだけが、気持ち悪いくらいに印象に残るお話でした。
そもそも、合わせる料理が一切明らかにされていない中、「マスカット・ベーリーA」が必要とか、あればすごいとか… 雫たちが何を悩んでいるのか、さっぱり理解できない、共感できない状態の上に…
雫たちの会話は、「マスカット・ベーリーA」固有のマリアージュには主眼がなく、ラインアップを作ることが大切みたいな雰囲気が漂っています。 まさに、作者の作話スタンスを象徴していますね。(爆死
自慢げに ちらつかせた、イタリア語のOTTO。
これこそ、意味不明なムダ知識・ムダ展開ですね。(苦笑
これに1ページ割く必要ありますか?
で、予想通り、次号、ネット生中継が入る設定が行わる様です。
最初から、ローカルケーブルテレビなんていう訳の分からない設定を付けずに、動画共有サイト(ニコ動 亜種)の企画で良かったのでは?
どうせ、画面にコメント表示のある生中継で、最終的には雫たちを絶賛するコメントが入り乱れるお話なんでしょ?(爆
今週登場したワインはありません。
楽天のシステム変更により 2017年以前の記事内 登場ワインリンク は表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。
■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜
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■ ドラマ神の雫
- 2019.05.09 Thursday
- コミック「マリアージュ 〜神の雫 最終章〜」
- 09:10
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最近は劇的に品質が向上してますし、一度は飲んでおくべき銘柄もありますしね。
ただ私の日本ワインに対するスタンスは過日述べたわけで...
そもそも
「和食に日本ワイン」
って考え方が正しい事を言っているようでマリアージュの本質から外れてますね。
地の料理に地のワインってのは本来古くからワインが飲まれてきた欧州だからこそ成立するロジックな訳で、ワインが和食に合ったのは「和食に合わせて作った。若しくは、日本人の嗜好に合わせて作った」からにすぎないと思います。
私は個人的には最近の質の高い日本ワインは洋食に合うと思います。
だってワインですから。