マリアージュ 〜神の雫 最終章〜 #171 「がんこおやじの夢」
すみません、祝日による前倒し発刊で、一日遅れのレビューです。(汗
焼肉屋のバックバーにずらりと並ぶワインボトル。(爆死
はちまきスキンヘッドの店主が浮いて見える店ですが…
ま、排煙ダクトが描いてあるだけヨシとしましょうか。(笑
そして、雫たちが飲まされた謎のワインは…
セパージュがワイナリーオリジナルと言う「超」変わり種。
調べてみると、ミツオレッド(ミツオルージュ)(仮)だそうで、交配種なのか突然変異種なのかもわからないと言う「変態的」葡萄。
これはネタとしては面白い!(笑
ただ、作中の紹介内容を読むと、かなり荒っぽいワインみたいです。
市価 5,000円を考えると、購入は躊躇います。 生産本数が極めて少ないため、入手は困難ですが、今(2019年3月21日8:30am)ネットで購入できるお店はまだ存在しています。
残念なのは、作中で紹介されている内容は、全部ネットで集められる情報ばかりで、オリジナルのネタは皆無。
味わいも、ネットのテイスティング情報の方が詳しく具体的で分かりやすい。(苦笑
焼き肉屋で苦手だったレバーが意外と美味しいなんて屯していないで、ワイナリー取材に出向いて下さい。
で、さらに面白いのは、ワイナリーが大阪、羽曳野って言う点。
かつてはぶどう生産地として全国的に有名でしたので、聞けば なるほど と思うのですが、国産ワインにあまり興味の無い私は、全く意識したことのない産地でした。(謝
ワインのネーミングも大阪ノリで、作者のネーミングセンスとベストマリアージュです。
翌日、朝食後(タイミング的にもどうよ?)庭で鶏レバーを焼き、「がんこおやじの手造りわいん」を「ひすとりく」オーナーに振る舞う雫。
なんとなく、このマリアージュでオーナーを得心させた雰囲気になっていますが、オーナー 一言も「美味い」って言ってない…「正直ちょっと 意外というか… 案外 臭みもなくて いけるもんですね 不思議だなあ」って言っているだけ。
たぶん、これ、作者の感想ですよね。(爆笑
で、焼き鳥レバーで、赤ワインと併せていることを見ると、おそらくタレですから…
併せるのは、間違いなく他の部位で良かったはず。(苦笑
わざわざ、ハードルの高いレバーで勝負しなくても…
うん、しそ巻にしたら、ピノ・ノワールでも合いますよ。
この辺は、作者の見識の狭さを浮き彫りにしていると感じます。
レバーの下処理(血抜き)の耳学問 自慢話に走らなかったのが、せめてもの救いでしょう。
今週登場したワインは。
楽天のシステム変更により 2017年以前の記事内 登場ワインリンク は表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。
■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜
■ 怪盗ルヴァン
■ 神の雫
■ ソムリエール
■ ソムリエ
■ ドラマ神の雫
- 2019.03.21 Thursday
- コミック「マリアージュ 〜神の雫 最終章〜」
- 08:40
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あと、度数が14度未満や13度とアルコールが高く、ずいぶん捕糖してそうですね。
怪しい雰囲気があり、レビューするならそういったところをえぐって、欲しいですね。
そういえば、主人公の父は、捕糖と捕酸を同時にしていたワインを飲めないと非難していましたね。神の雫をさがしているなら、当然、中村ワインは、大丈夫ですよね?