マリアージュ 〜神の雫 最終章〜 #131 「地下セラーの残響」
もしかしたら、またもや、大幅なルール変更があったかもしれません。
雫が、店のセラーの中にあった、南フランスのワイン(40本くらい)を全て抜栓(だいたい開けきった)し、周の麻婆豆腐とワインのマリアージュを試して行く中での雫の一言。
「このワインは 王大人の前で 周さんの麻婆豆腐と 合わせて飲み そして その 鮮烈なイメージの ままに 表現すべき1本だ」
この台詞を見る限り、決戦では周の麻婆豆腐が出される事が大前提となっていますので…
今までと違って、料理は持ち込みで勝負する事に、ルール変更されたかも知れません。(苦笑
雫が見つけたワインは、王大人が持ち込んでいたのと同銘柄ワインなのか、佐和子が石膏豆腐用に用意していたワインなのか、それとも、全く関係ないワインなのかは不明ですが、王大人が麻婆豆腐を食べるために通っていた店を発見して、その店のセラーの中にあったワインで大満足。
これ、何の勝負しているのですか?
マリアージュ勝負ではなく、調査力勝負と勘違いしていますね。(爆
個人的には、王大人の行きつけの店の料理を持ち込んだ時点で、王大人との勝負には完敗だと思いますけど…
それに、王大人が気にいるマリアージュ勝負なら、王大人が豊多香の遺産を相続すれば良い話で…。
王大人(+ほか「愉快な二つ名を持つ騎士仲間」のメンバー)が驚異に思うマリアージュをプレゼンテーションして、「なんぼ」じゃありませんか?
そもそも、5,000社以上あるとされる「ローヌの ほとんどの造り手を飲んだ」と明言している雫は、セラー内の南フランスワインを飲む必要なんて無い気がします。
地下セラーの描写も、面積、天井高、ラック形状、音、などなど、疑問は山積みですが、面倒なのでスルスルッとスルーします。(爆
で、方や遠峰は、世界最高品質のフカヒレを求めて気仙沼へチャーターヘリ(西園寺払い)で到着。
世界最高品質に頼るマリアージュ… こちらも別の意味で大馬鹿者のフラグ立っていますよね、みなさん。(笑
今週登場したワインはありません。
楽天のシステム変更により 2017年以前の記事内 登場ワインリンク は表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。
■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜
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- 2018.04.12 Thursday
- コミック「マリアージュ 〜神の雫 最終章〜」
- 10:10
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東京から気仙沼まで直線距離(航路があるのは度外視して)で約400km、巡航速度200k/hと前後の移動等諸々併せて3時間ってところでしょうか?
新幹線+αで5時間の移動を考えれば、往復で約4時間節約できるわけですが、その4時間を惜しむ程、遠峯さんは切羽詰まっているんですかね?
まぁいつものハッタリでしょうからツッコミ入れてもしょうがないのでしょうが。
そこそこお金にも余裕がありそうな遠峯さんが、こんな事でわざわざパトロンに借りをつくるのも、彼のキャラクターからは想像できない程非合理的ですし。
まぁいつものハッタリでしょうから。
せっかくこういう演出するなら、
・時間勝負が鍵となる対決で
・資金力のある遠峯とボンビーキャラの雫君
・この4時間の差が勝負の明暗を別ける
みたいに、超人的な嗅覚と曲芸デカンタシオンだけではどうにも越えられない困難を作ってあげればもう少し緊張感も出そうなものですが。
まぁちゃんと毎週読んでたのが、sine qua nonが使途のあたりまでだった私が言うのもなんですが、どうせその後も勝敗を決した要素は「行き当たりばったりの運」VS「(ワインだけの)豊富な経験と知識」ってとこでしょうし。
きっと、
圧倒的な資金力を持つ敵を、知恵と工夫と友情で打ち破るような、見ててスカっとするストーリーを作りたいから、雫君をやたらとボンビーキャラにしようとしているんでしょうが、それが全然できていないどころか、なんか(作者様が)庶民を見下しているような感じがしてイラっとします(笑)