マリアージュ 〜神の雫 最終章〜 #124 「誘惑のロゼ」
「お子様か!?」
作者の中で、エロシーンは絶対NGの様子。
たぶん、女性の裸で乳首は描いちゃダメとか… テレビ放送アニメ並に厳しい倫理規定があるようです。
蘭華の登場は、弘兼憲史とのコラボで、刺激を受けたかと思ったのですが…
相変わらず、やっていることは、小学五年生レベルの作話。
これでは、ワインを絡めた人間ドラマなんて描けるはずがありません。
で、蘭華は今回の意味不明なお話を1話描くためだけの登場でした。
で、一泊で成都を立つ雫立ち。
で? そもそも、成都に行く必要あったのでしょうか?
次号から、日本で、周さんに再び料理をさせる、本来のクエストに戻るようです。
なにやら、新しい設定で、周さんは、佐和子さんが麻婆豆腐に併せて出していたワインの銘柄を知らない様子。
どうやら、作者唯一の演出ワザ、ワインの銘柄隠しはココでも、最大のイベントとして使うようで…
でも雫達、そのワインを見せつけるようなポーズをとる佐和子さんの写真見て、すでにエチケットの雰囲気から産地まで特定していたんですけど…???
その矛盾した設定を、上手く馴染ませる工夫を一切行わないのが、この作者最大の「ダメ」です。
作話能力が致命的に欠如しているのか、読者を完全に舐めきっているのか…
今週登場したワインは。
楽天のシステム変更により 2017年以前の記事内 登場ワインリンク は表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。
■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜
■ 怪盗ルヴァン
■ 神の雫
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■ ドラマ神の雫
- 2018.02.15 Thursday
- コミック「マリアージュ 〜神の雫 最終章〜」
- 08:49
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今週のレビューを拝見させて頂いた感じですと、
過去の例からも
『今後の展開全く影響のない、無意味な一話』
だったのだろうと類推する事ができます。
先週管理人さんが仰った
"フィネス"
今後、作者がおかしな使い方をしてフィネスがインフレしない事を切に願います。
まぁ、ワインの宣伝文句における"言葉のインフレ"はこの作者に始まった事ではなく、輸入業者の考証の足らなさによって生み出されたキャッチコピーと、それを某ECモールで煽りまくる酒屋にも責任があり
むしろ作者もそういう市場に育てられたニュージェネレーションでしょうからね・・・(笑)
特に私にとって、ワインにおいてはコストパーフォーマンスって言葉なんかは使われ方によっては
『むしろ心が貧しくなる魔法のキーワード』になりつつあります(笑)
まぁ!いずれにしても
10年以上もワイン漫画に携わり、産地にも赴き多くの生産者達を取材していながら未だに
・必殺銘柄隠し
・秘儀!究極の〇〇
でしかワインや料理の魅力を表現できないんですから、この仕事に向いていないんでしょうね。