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マリアージュ 〜神の雫 最終章〜 #94 「ランチのワイン」


ランチを大盛況で終えた雫たちは、ディナーのワインセレクトに取り掛かる。

 

 


神の雫ワールドでは…
雫が店に関わってワインをサーブすると、毎回毎回、判で押したような反応しか客は示しません。
個人的にものすごく気持ち悪いです…
洗脳されているとか…
宗教的とでも言いましょうか。


今回は…
近くの小学校のPTA会議帰りの奥様会ご来店。


奥様方はワインセレクトの段で「どうしよう全然わかんない」…


神の雫ワールドでは、客は常に「モブ」で「バカ」なんですよね。
それを『作者大先生様』が、上から目線でサジェストして下さって…
「バカ」どもは盲目的に大絶賛!


それを見ていた、周りの「バカ」も、同じものを必死で、我先にと注文。


大成功!!!
店側も、大満足。

 

「スリー・コイン(300円)っていうアイデアも良かったですね」
って、市場ではワン・コイン(100円)企画だって、すでに安定・定着しているのですけど…(笑

 

 

 

物語を作るのは、作者の単独作業ですから、内容が独善的になるのは当たり前のことですが。
神の雫は、その描き方が… 個人的に、とても気持ち悪いのです。
すべてのセリフが手拍子の様に、作者の独善をストレートに助長するだけの役割しかありません。
リアルではあり得ない(洗脳とか宗教・カラオケを除く)事だと思います。


個性のぶつかり合いであるリアルでは、利得、立場、価値、経験、判断、思考、空気 等々が奥様会の場だけでもカオス状態になります。
それらを利用して、上手く話を進めるのが、本来のストーリーテラーの役割であり、話を面白くする最大の要素なのですが…
神の雫では、個性を持つのは作者のみ。 登場人物はすべてモブ扱いで合いの手の手拍子しか許されません。
作者の一人芝居を、自らの大絶賛サブ音声と共に見せつけられている気分にさせられます。

 

 


物語後半は、ディナー用ワインセレクト作業ですが、これも毎回同じ。
インポーターの試飲会資料からの抜粋みたいな、売り手目線のワインデータしか示されていません。

 

 

今回セレクトしたワインのセレクト理由 ( )は味わいに関わる内容
シャンドン:有名ブランド/シャンパーニュとほぼ同じ製法/適価/(フレッシュでキレがいい)
クライン:適価/南アではイタリア系料理をよく食べる
タロ:同産地はオリーブとトマトの産地

 

 

それを聞いた屋敷オーナーシェフの言葉
「うん 素晴らしい」
笑っちゃいませんか?

 

セレクト理由なんて同じ文言のまま、別のワインを置いても、全く問題ありませんよ。
唯一、味わいに触れているシャンドンでも、スパークリングワインの半分以上は全く同じ表現で通用するのではないでしょうか?

 

 

そんなレベルで、モブ扱いの屋敷オーナーシェフは、「うん 素晴らしい」「本当にすごい」ですよ。

そりゃ、店も傾くはずです。(爆

 

雫自身が、試食・試飲している様子も描かれているのですから、作者はもっと具体的な根拠を、もっと効果的に示せるような、プロットを考えるべきでしょうに…

 

 

 

 

最後に屋敷オーナーシェフが、それまでシャンシャン(合いの手)で大絶賛だったのに、雫に対してお願いがあると言い出します。 その内容は、作者が持つ唯一の演出技で、次号へ持ち越しなのですけど…

 

 

『本格フィレンツェ風Tボーンステーキと泡のマリアージュ』 って事でしょうか。
(詳しくは、前号レビューのコメント欄をご参照ください)

 

 

 

今週登場したワインは。
モンテベッロ・スプマンテ・ブリュット・ビアンコ
ロッソ・ディ・トスカーナ グラーティ
シャンドン・ブリュット
セラー・セレクション・シュナン・ブラン・ブッシュ・ヴァインズ クライン・ザルゼ・ワインズ
タロ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア カンティーネ・サン・マルツァーノ

楽天のシステム変更により2017年より古い記事内の登場ワインリンクは表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。

■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜

■ 怪盗ルヴァン

■ 神の雫

■ ソムリエール

■ ソムリエ

■ ドラマ神の雫



コメント
とうとう、「あの」表面をしっかりと焼き固めずに、いじくり回して焼いてしまったビステッカが登場するんですね!

ワイン裁判所に逮捕状の発布を請求しておきます!
  • ワイン刑事
  • 2017/06/15 11:42 AM
そうそう、ビステッカですね。
で、思い出したのですが、日本ではビステッカに使われる部位の骨付きは流通していないとか…
随分前ですけど、イタリアンのシェフがそんな事を嘆いていた記憶が…
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2017/06/15 3:51 PM
一応都内のビステッキエラで骨付きを見たことあるので、まったく流通していない訳ではないのでしょうが、恐らく枝肉のバラしかたが日本とキアナ牛では違うから珍しいのでしょうね?

日本で流通するほとんどが輸入牛じゃないですか?

私は、セコンドはせいぜい80gもあればいいので、どうせならシャトーブリアンとかシンタマのような美味しい部位をちょっとの方が嬉しいです。


フィオレンティーナは日本で提供する店舗が少ないから「目玉」ってのは理解できますが、当レビューを拝見した後だと、


次週は常に「モブ」で「バカ」な客が、珍しさを大絶賛!


の光景が目に浮かびます(笑)




輸入牛だとしても肉の品質を考えたらキロ3千円以上は出したいところでしょうから、500g〜1kg近いポーションのステーキを提供するのに幾らの価格設定でだすのでしょうか・・・
単純に原価3割なら500gで5千円、1kgなら1万円です。それは日常的に頼むボリュームゾーンではないからこそ、やる店が少ないものなのではないかと私は思いますが。
(調理時間や出数を予測して芯まで室温に戻しておくのは何食分か?、等言いたい事は山ほどありますが)


果たして来週は、グラスワインの原価率を上げるだけでなく、メインの食材原価まで上げてしまうのか?
乞うご期待ですね
  • ワイン刑事
  • 2017/06/15 7:14 PM
おぉ、流通しているのですか。
例の口蹄疫の際に、骨付きは大きく規制を受けたのかと、勝手に思い込んでおりました。

で、私も同じく、見かけても、ワインと合わせるために、わざわざ荒っぽいTボーンは頼みません。
やっぱり、あれは、BBQの男料理として…
ってな思い込みから、自慢気に作ったら、「中が生じゃん!」とか、言われまして、それ以降、遠火で時間を掛けて焼く手法に切り替えましたが、ビステッカって、中は生ですよね。(笑

フィオレンティーナ(は仔牛でしたっけ)は、食べたことがありません。
牛=霜降りで飼い慣らされた日本人でも、ウケそうな食材ではあります。
が、ドイツかベルギーのハーブ系ビールの方がワインより合いそうな…。


作者のブログ写真を見る限り、筋っぽい赤身肉ですので、輸入牛だろうと思っていたのですけど…、Tボーンだと骨側で立てて焼くために、それなりの厚みが必要で、イコール グラム数が嵩む訳で… 非常に収益率は悪そうです。


調理時間は、先にジプロックで肉の中心温度が60°くらいになるように湯煎しておいて、強めの炭火で表面だけ焦がせば短縮は出来そうですが… それでは本格じゃありませんし、何食分用意するかという問題は解決できていませんね。(爆


と、言うか… ですね…
Tボーンのストックが、まとめて提供できるほどお店に在ったのでしょうか?(爆
イタリア料理店とは言え、仕入れてまで勝負を掛けるだけの素地が、日本にあるのかどうか… 大いなる疑問です。


結局、高価なモノを、安価に提供して客を集める手法って、「クーポン・スパイラル」とどこが違うのでしょう。(笑
今までは食材にだけこだわってたのが、ワインとのW貧乏になり、一か月持つはずが半月で倒産と…。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2017/06/15 9:08 PM
そうそう!
粗っぽいステーキにはそれこそ、タンニンの処理も粗いchiantiなんかをガブガブと併せた方が良いんです!!
確かに脂を洗い流すように泡をガブガブと飲むのもありなんですが、決して高級なfranciacoltaである必要は無いんです。

調理方法に関しては正解が無いからこそ、調理人の創意工夫が見える料理って、ワインと同じく面白いしそれなりの対価を払えるものだと私は思います。
だからジップロックありです!
立派な真空調理じゃないですか!
個人的には脂が流れ出ないよう表面を一気に焼き固めてから、ゆっくり低温でポルシェかな?

ただ馴染みのトラットリアのビステッカ(ポーション小さいからビスッティッキーナかな?)は、一回も肉を休ませず一気に火入れしてますし、それが美味しければそれで正解だと思います。


一言だけ書こうと思ったらついつい…
申し訳ありません(笑)

私はpinot好き作者の事ですからvezzoliのrosatoが来ると睨んでます。写真からハッキリとエチケットが見えませんが恐らく一番手前のボトルがソレです。
  • ワイン刑事
  • 2017/06/15 10:27 PM
そうそう、本当に一言だけ!

仔牛は牛とは全く別物です。
誤解を恐れず言うなら牛より鶏に近いですかね

仔牛を使ったフィオレンティーナは本場フィレンツェでも見たことがありません。
フランスにはありますが恐ろしく高かった記憶しかありません(笑)
  • ワイン刑事
  • 2017/06/16 1:48 AM
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