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マリアージュ 〜神の雫 最終章〜 #92 「秘密兵器」


バイザグラスワインの飲み残し問題を、秘密兵器で解決できる見通しを立てた雫たちは、ワインリストの見直しに取り掛かる

 


秘密兵器は、コラヴァン・ワインシステムでした。
って、言うか、これまだ日本では正規輸入されていなかったのですね。

 

私、たしか2年ほど前に国内で現物見ていますし…(並行輸入品だったのか)
少し大掛かりですが、同様の機械はもっと前からあります。


これだけメリットがある(と主張する)システムがなぜ普及しないのか、それはコストに見合う需要が無いからでしょう。(笑
だって、ワインは、開けたら飲み干せばいいし、飲み干せない時には開けなきゃ良いだけの話なのですから。(爆死
何時でも何処でも、必死でワインを飲む必要はありません。(キッパリ
飲める時を愉しむのも、ワインの魅力のはずです。

 

 


全、20ページの半分をコラヴァンの長所説明に使って… 通販漫画か!?(笑
ほんと、救いようがないくらいに勘違いしています。

 

ワイン漫画だったら、この器具がワインの特性上、どうすごいのかを説明するべきなのに…
細かい使い方から、驚きの効果、実用上の豆知識を自慢げに披露… 通販漫画か!?(笑


たぶん、輸入代理店の営業トークの受け売りなんでしょうねぇ。(呆
ワイン漫画に昇華しようとする意趣が感じられません。

 

 

 

コラヴァンの凄いところは、ワインボトルのシールすら取らずに、ボトル内に差し込まれた針先からガス注入しながらワインを注げること。
つまりは、抜栓(しないのですけど)後の加速的な酸化が全く起こらないと。


バキュバン(空気抜き)やら一般的なガス注入方式では、一時的にしろボトル内のワインは外気に触れ…、抜栓前後で密封度に変化が生じてしまう上、その後も注ぐ度に開栓しなくてはならない所が、少なからずワインにストレスを与えてしまう。

それを全排除してしまう訳です。

 

 


もの凄いシステムみたいに聞こえるかも知れませんが…。

3〜4リットル入りの紙パックワインも、同等に近い、酸化防止効果を実現していると思います。(核爆発

 


あと… 作者、ダメダメです。
スクリューキャップの場合は、他のワインに使われていたコルクを思いっきり差し込んで、コラヴァンすると。

鼻高々に言っていますが…


一旦抜いたコルクは、(打栓機が無ければ)逆さまにしか挿すことが出来ません。

作中のコラヴァン使用「模範例」のようにボトルを寝かして保存は無理。

衛生上・見かけ上、どうもよろしくありません。
(コルクが瓶から飛び出した状態でコラヴァンは使えるのかな? これは未確認です)


そして、一旦は完全に抜栓し、ワインが外気に触れ、密封度も落ちていますので、コラヴァン(1回500円のガス注入コスト)に固執する必要性は低く、一般的なガス注入(1回30円程×数回)の方が費用対効果は大きいと思います。

 

 

 

-----抜栓後のワイン保管ですが、個人的経験則からすると、バキュバン < ガス注入 < 小瓶移し の順で長持ちし、ニューワールド系強めの赤なら小瓶で冷蔵庫保管して1週間後でも美味しく飲めます。 ただし、密封後1週間であって、途中でちょこちょこ飲むような今回のケースには当てはまりませんので、コストを度外視すれば、コラヴァンは今回の企画には最適かも知れません。-----

 

 

 

作中では、「普通には飲めないような素晴らしいワイン」を出すと意気込んでいます。
作者のモノサシで言う「普通には飲めないような素晴らしいワイン」がどのレベルか解りませんが。


例えば原価1万円のワインを、8杯取りで出しても、一杯1,250円。
これに必要経費+クーポンでは出せなかった利益を乗せたら… 一杯、おいくらなの?


さらにワインと対になるコダワリの料理を付けたら、1ディッシュ1ワインで3,000円に収まるとは思えません。

それが、どれだけ素晴らしいマリアージュであっても、昨日までクーポンの割安感でも客を呼べなかった店が打ち出す方策とは思えないのですけど。

 

 

 

結局、現実的にバイザグラスで収支が合うワインで、高価なガスを使ってまで、その飲み残しを長期間キープする事にどれだけのメリットがあるのか…
高級ワインをグラス売でサーブしたら、誰も彼も集まってくると言う発想。

(それが事実なら、高級ワイン+コラヴァンのセット販売で、輸入代理店は大繁盛)
昨日まで使われていたクーポンも今日から使わせない。


全て詰めの甘すぎる、ワイン好きオタクの妄想レベルです。

 

 

 

という感じで、物語中では、メチャクチャ盛り上がって来たテルツォ。
さらにワインを買い足そうとする雫と… 自宅所有ワインまでリストに加える店側。
それだけで、「必ずいける」と自信満々の雫たち。(苦笑

その自信の根拠は何? と問い詰めたくなります。


自宅セラーにストックされていた様々な種類のワインが1本ずつあったのを持ち込んで…

バラバラのワインを料理とマリアージュ?
それぞれのワインに、それ専用の料理を用意する?

さらに、ワインは泡・白・赤から選べる?
それも当日夕方までのあと8時間で。

 

 

あと、何度も書いてきましたが、「普通には飲めないような素晴らしいワイン」を移動させた当日に開けるなって!(苦笑

 

 

あ〜、これじゃ1ヶ月も持ちません。 現実的に。

 

 

ワイン通販漫画「神の雫」

今週登場したワインはありません。

楽天のシステム変更により2017年より古い記事内の登場ワインリンクは表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。

■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜

■ 怪盗ルヴァン

■ 神の雫

■ ソムリエール

■ ソムリエ

■ ドラマ神の雫



コメント
コラヴァンですか・・・
私も数年前に「日本で」見ましたよ。

新しもの好きなもので、当時は一瞬欲しいと思いましたが、良く良く考えてみたら飲み残しなんてしないんで「イラねっ!」ってなりました。
(意図的に翌日、翌々日の変化を見る為、残す事はありますが)

通販漫画(笑)
20頁も割いて特定の商品紹介だとか、経営不振から脱却までの内容がまったくロジカルでないとか・・・
言いたい事が山ほどありますが、なんかどうでも良くなりました。

そもそも作者は論理的な思考を持ち合わせていないからこそ
妄想を基にノリと勢いだけで作話しているんでしょうし。



その妄想すら最近は無理やり捻り出しているようにしか見えませんが
  • ワイン刑事
  • 2017/06/02 11:00 AM
隅から隅まで、全くの同感です。

コラヴァン見た時の印象も、非購入の理由も同じです。(笑

作者は、ネタとなりそうな情報を得たとき、どう見せたらそのネタがより効果的に使えるかという思考には至らず、無理やり「神の雫」テンプレートに落とし込んでいるのでしょうね。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2017/06/02 3:49 PM
漫画としては大きな進展はない回でした。

話は変わりますが、島耕作の新シリーズが始まるというニュースはご覧になりましたか?

原作は、なんと、樹林伸先生とのことです。
  • 漫画読み
  • 2017/06/02 7:05 PM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2017/06/03 2:37 AM
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