コミック 神の雫 ワインリスト ドラマ 神の雫 ワインリスト
コミック ソムリエール ワインリスト コミック ソムリエ ワインリスト
 
 

マリアージュ 〜神の雫 最終章〜 #91 「立て直しのプラン」


雫はテルツォの屋敷オーナーシェフを説得し、次の家賃支払までの1ヶ月で結果を出すことになった。

 

 


なんだかねぇ…
毎回毎回、問題定義が終わって、解決策への話が展開し始めると、失望感が怒涛のように押し寄せるんですよ。(苦笑

 

やってる事は、必ず「上から目線のワイン知識自慢」に終始。
と言いますか、そんな方法でしか物語が進められない状態。

 

それだけで、人間関係の修復から、店の経営まで、全てが万全に解決。
作者が描きたい「ワイン」って、一体、どんな代物なのでしょう。

 


脳内麻薬でも分泌させて、現実を直視すること無しに、安楽死させてくれるようなモノなのでしょうか。

 


現実的に、ドンペリ「ど〜ん」で歓喜に沸き立つのは、キャバかホストだけ。
普通に飲み食いしている場所でそんなもの出されても、何がありがたいのか解らないし、飲むだけでは現実は何も変わりはしません。(苦笑

 

 

 


私自身のワインのイメージは、以前にもココで書かせてもらいましたが…
確かに、神秘的な一面をもつお酒であり、「他のお酒とは、何か違うんじゃないか」という思いを掻き立てられる部分も確実に存在します。
しかし、ワインを飲むだけで様々な物事が、思い通りの方向へ動き出すような、魔法の薬であるはずはなく…

 

様々な人が、様々な思いで、精一杯生きている中で。
最後の最後、ワインは、ちょっとしたキッカケを与えてくれる …かも知れない。
その機微こそがワインならではの感動、ワインに相応しいストーリー性をもたらしてくれるのでは無いかと思っています。

(本来、その効力はワインの力ではなく、飲む側の意識の問題な訳で…)

 

 

現在の「神の雫」は、ワインを魔法の飲み物と勘違いしたワインオタクが、思いつきで知識自慢しているのを、延々と聞かされている気分です。

そこには、ワインを造っている人も、飲む人も、料理を作る人も(その人たちの悩みや、家庭や、職場はもちろん)、ワインの歴史的背景や、テロワールも何もない…

あるのは、ワインをチョイスし、紹介している、作者こそが「物語」の全てだと言わんばかりの、思い上がりと勘違いだけ。

 

 

 


そして、その勘違い物語は…

恒例、まずはワインとマリアージュの講義。
「神の雫」第1巻でも使った、「何度目だ!?」と言うパターンの、料理に対する意識高い系の男と、ワイン勉強中女子の設定。 ワインを好むのが女性って…(苦笑

 

昭和かよ!

 


で、一応ありあわせのマリアージュですが、オーナーシェフを丸め込む事に成功。
そして、期限は1ヶ月と切られます。
今月の家賃が遅れると、店は追い出されるのだそうで…(苦笑

 

昭和かよ!?

 

 


いよいよ、打開策ですが… 今回もいきなりやってくれます。


「僕にワインセレクションを任せてもらえませんか?」
と、父:神咲豊多香の威を借りて申し出たにも関わらず…

 

「じゃあさっそくやってもらいたことがあります それは― 」
「クーポンサービスの中止です」


それ!ワインセレクションじゃありません!!!

 


直前まで、ポークステーキに白ワインが合うと力説(もう肉には赤の件も要らないです:苦笑)していた、住所不定・無職の男が、独断・即決しちゃいます。

 

作者の思考は、学祭の模擬店レベルじゃないでしょうか。
「神の雫」ワールドでの、今の設定をフル活用したら、もっと現実的に、一気に店が潤う方法はあると思いますけどね。(苦笑

 

 


そして、場所は変わって、モノポール。


客寄せの目玉キャンペーンのひとつをみやびが藤枝に報告。
料理1品に対して、泡・白・赤の三種類ワインをペアリング、客が選べる様にするのだそうで…
どうやら今回、作者の一番やりたい自慢はコレみたいです。(苦笑
コレがやりたいがための、こじつけ設定だったと。


グルメサイトのクーポン活用方法なんて、最初から廃止ありきで、ど〜でもいい話だったわけです。
あんなものは無駄! みたいな雰囲気で切り捨てて終わりました。

 

ワインのマリアージュなんて言う、一般人にとって「超現実的」な方法ではなく…
上手く、クーポン活用しているお店は沢山あると思いますけど?(笑

 

 

で、問題は、売れ残りワインの保管方法に話が進み。
(唐突に、ものすごくリアルなお話:笑)


藤江が、「”秘密兵器”があるのさ」で次号へ!!

さて、どんな凄い”秘密兵器”が出てくるのか!

ワインの常識をくつがえすって書いてありますよ。…楽しみですね。
敢えて、それがどんな製品なのかは推理しません。(笑


今週号は、屋敷オーナーシェフとの会話といい、マリアージュの説明といい、原点回帰ですか!?
なぜ、今更、こんな描写と説明が必要なのでしょうね。
という感触から、”秘密兵器”も、読者をバカにしたような、古典的なモノを自慢げに出してきそうで、とても怖いのです。(笑

 

 


最初にも書きましたが、「神の雫」って、全情報が「上から目線のワイン知識自慢」なのですね。

■第一階層:店、読者【ワイン情報貧乏担当】上の階層をただ絶賛するだけ
■第二階層:雫、みやび【第一階層への知識自慢担当】第一階層より強い
■第三階層:藤枝、河原毛、美島【雫を諭す形の知識自慢担当】第二階層から尊敬
■第四階層:遠峰【現役トップの知識自慢担当】世界的に有名
■第五階層:ロベール、豊多香、作者【レジェンド担当】常に上から目線で宣託

という形で、ストーリー進行は、場所を変え、品を変え、常に上から下へワイン知識自慢が行われると。(笑
雫は勉強して知識はついてきたという設定ですが、この順位は崩れません。

 

 

 

今週登場したワインは。(2017年5月25日現在、楽天での取扱店はありません)
シャブリ・コート・ド・レシェ ダニエル・エティエンヌ・デフェ

 

楽天のシステム変更により2017年より古い記事内の登場ワインリンクは表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。

■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜

■ 怪盗ルヴァン

■ 神の雫

■ ソムリエール

■ ソムリエ

■ ドラマ神の雫



コメント
ふざけてますね(笑)
そもそも、家賃も捻出できないほどの赤字ってどんだけ経営状況悪いんですかね。。。
グルメサイトの問題以前に、そもそも「家賃滞納」するって事は、人件費も捻出できてないでしょうし、食材や酒代の買掛も払えてないのではは無いでしょうか?
家賃を後回しにしている段階で経営者としての資質が問われますね。

新たな販促企画を行うために新商材を投入する余裕があるなら、「少しでも家賃払って大家に誠意を見せろ!」です!
「買掛だから今月の仕入れは来月末だし」
なんて考えがあろうものなら、もう経営者は諦め、とっとと店畳んでプレイヤーに戻るべきです。


今やるべき事は「営業規模をダウンサイジング」ただ一つです!
一旦席数を間引いて、PLのバランスに改善が見え始めてからようやく販促じゃないですかね?



ところで「上から目線のワイン知識自慢」ですが
コチラも酷い内容です(笑)
https://kaminoshizuku.jp/blog/153
漫画もさることながら、こういった類の文章に関しては誰も校正しないんですね・・・


一部抜粋すると
●牡蠣のコンフィ
濃厚なうま味がギュッと詰まった牡蠣のコンフィには
〜中略〜
フランスで牡蠣といえば、シュッド・ウエストに近いアキテーヌ地方が天然牡蠣の一大産地で、
〜以下略〜

恐らく作者の中ではsud-ouestもaquitaineもbordeauxも全部別物なのでしょう(笑)
高い経費使って何しにbordeaux行ったんだ!って怒った方がいいですよ。講談社のお偉いさん!


●辛口の白ワイン
クセが少なく濃厚な味わいを持つオッソー・イラティ、ゴーダなど
〜中略〜
また、マイルドな味わいのブリー、シャウルス、カマンベールなどの白カビタイプのチーズも、クセが少ないので合うでしょう。

きっとノルマンディーのカマンベールを一番おいしいタイミングで食べた事が無いのでしょうね「クセがない」って・・・
確かに調達しやすいスーパーで売っている国内メーカーのカマンベールならば当てはまりますが、ここの文章では説明不足ですね。
まぁ確実にカマンベールをわかってないんでしょうけど。


こんなレベルのコラムだから、ごく稀に「良い事」が書いてあっても、素直に受け入れられないんですよね(笑)
  • ワイン刑事
  • 2017/05/25 12:53 PM

やはり、家賃がらみの経営の部分が、妙に気になってしまいますよね。(笑

この作者って、どうでもいいディティールを気にするようで、裏を取らずに自分の知識だけで極めていい加減な設定をするから、そこの違和感が大きすぎて、他のまともな部分までイビツに見えてしまうのです。

おそらく作者は、家賃や保証金の仕組み、経営上のPLやBSなんて知識は全く無いまま、子供の作話と同感覚で設定しているのでしょう。 墓穴を掘るタイプの人です。(笑


だったら一言、「あと一か月頑張ってダメだったら、店をたたむつもりだ」って言うだけで充分でしょうに…。(苦笑



クーポンに替わり、別の仕掛けを… 雫は

『ちょっとおトクに見えてまた来たくなるような しかし店の負担にはならない「キャンペーン」です』

と言っていますので、店に在庫しているワインで、料理とのマリアージュを図るという事なのでしょうけど… ワイン担当の美咲ちゃんは

『ぎりぎりの値段を先に出されて それで買えるもののなかで 買っているだけ』

と言っています。

まぁ、作者に都合よくマリアージュするワインを在庫しているのでしょうけど、家賃が払えないという余計な状況説明が、そのシンクロニシティまで嘘くささを倍増してしまうのです。(笑




ブログの方は、「ノムリエ日記」が朝日新聞DIGITALで始まった頃、ここでもよく話題にされる方がいらっしゃったのですが、キリがないので当時から一切読んでいないのです。(爆
すみません。


ブログで話題にされている牡蠣は、当然、ヒラガキの方なのでしょうね。


カマンベール・ド・ノルマンディは、やはり匂いが立ち始めて、濃厚になってからって事でよろしいでしょうか。(笑
私は、ワインより、カルバドスのハイボールでつまみたいです。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2017/05/25 6:45 PM
マ・ファミーユ編のような読んで面白い展開を期待します。

料理一徹の男性(父)、ワインに興味がある女性(母と娘)という構図は同じですが、今回はどのような展開になるのか。

作中にシャブリが出てきたのも、マ・ファミーユ編を意識してでしょうかね。
  • 漫画読み
  • 2017/05/25 9:58 PM
そうなんです!
仰られる通り、管理人さんのレビューだけ読んでも家賃がらみの経営の部分がものすごい違和感を感じてました。

ところで、
神の雫ワインサロン

当初はメーカーの上代で販売していたのが、結局今は市場価格を勘案したのか売価を見直してますね・・・
とても安易です。

いずれお得なクーポンでも発行するのではないでしょうか(笑)
  • ワイン刑事
  • 2017/05/26 11:52 AM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

categories

archives

recent comment

recent trackback

others

mobile

qrcode