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今週の「神の雫」 #436 「継承者たち」

 

雫と遠峰は、第十二の使徒に込められた豊多香の真意を語り合う。

 

第十二の使徒編 第42話



思い切り語り合っています。
作者の脳内理論を、順序良く解りやすく説明してくれるのかと思ったら、やっぱり…
重要な橋渡しの部分は、いきなり論理が飛びます。

ディケムの'75を雫が、'76を遠峰が表現して見せても、内容は全く同じ。
そこから得られた結論は、豊多香はこの2本がここに揃うことを予期していた。
(なんで?)

'75の意味を考える
「人生とは生と死という二つの永遠の間の一瞬の煌き」というトーマス・カーライルの言葉を引用。

'76の意味を考える
真逆だな同一でありながら真逆という雫の言葉。
('75は生の中間で'76は生前か死後って事?)

そこでいきなり
「神咲豊多香の人生とはどんなものだったんだろう」という遠峰の話題転換
(強引だな)

ワインの中に自分の人生の答えを探していた という遠峰の見解
「十二番目の使徒」は豊多香の「魂」 という雫
そしてそれを継承する者があるとすれば…
「俺とあんたしかいない」
(小学校の卒業生答辞だな)

そう考えると'75は豊多香の完結した人生を表現していた という遠峰
(あれ? 豊多香は自分の人生を終わったとは思っていないっていうロベールの台詞は何だったの?)

だったら「神の雫」とはなんなんだ? という雫
(これまた唐突で強引だな)

しかし、結論は出ない。
最後は、一緒に一生懸命がんばろうね… って感じ。

それを尻目に、ジャイエのリシュブールを飲むロベールと仄香。
(ロベール復活! 病死の伏線は効力がないというか、その場の都合で引っ張りだすのか…)


という内容でした。

う〜ん、結局の所、何度も言っているように、語り手は作者一人なんですよね。
雫も遠峰も割り当てられた台詞を言っていますが、それを語っている時に、各々の「人」は存在していません。
「雫だったらこんな考え方をするだろう」ではなく「雫だったらこんなしゃべり方だろう」って感じで、上っ面だけ他人の言葉にしている感じです。
そして、他人の言葉風に仕立てられた作者のありがたいお言葉を、雫と遠峰が交互に述べていく。
担任の先生が考えた台詞を、割り当てられた順番にキチンと並べていく、小学生の劇のようにね。


折角2人組の作者なんだから、両者でチェックすればもっと深みもでるでしょうに…
まぁ、今さら言っても仕方ないか…
2人組のメリットは、どちらの名前の領収書でも経費で落とせることか。(爆



最後に、ジャイエのリシュブールは「神の雫」じゃないと、私は予想しています。(笑
すでに他界された人ですし、値段も高騰しきっていますし、玉も少ないでしょうから「神の雫」を冠するにはふさわしいとは感じますが。
それにしても、凄い高騰ですね。
連載開始時(十年前)にジャイエのワインは20万も出せば入手可能だった(リシュブールはもう少し高かった?)のに、今や桁が一つ上がっています。



次号は5月29日発売です。



今週登場したワインは。

楽天のシステム変更により2017年より古い記事内の登場ワインリンクは表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。

■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜

■ 怪盗ルヴァン

■ 神の雫

■ ソムリエール

■ ソムリエ

■ ドラマ神の雫



コメント
毎週の締切に追われると構想を組み立てる余裕がないんでしょうね。
いったん連載を切って、神の雫編を再構築するようです。


以下、Yahooニュースより引用:

モーニング編集部によると、作品が当初の構想よりも長くなったため、「第十二の使徒」のエピソードで物語を閉じ、「神の雫」の物語は、別の連載にするという。
  • KUNI
  • 2014/05/22 6:21 PM
KUNIさん>

情報有難うございます。 見てきました。

う〜ん、いい意味でも悪い意味でも、間もなくこのレビューが終えられると思っていたのですが…

まだ続くのですか。(爆
まだ、続くって事なら、今のこのゆるい展開も納得できますね。

しかし、どうせ休むのなら、神の雫編は完結までプロットを詰めて、一気に完結してほしいものです。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2014/05/22 7:13 PM

>ディケムの'75を雫が、'76を遠峰が表現して見せても、内容は全く同じ。
>そこから得られた結論は、豊多香はこの2本がここに揃うことを予期していた。


毎度のことですが、遺言の記述から無数にあるヴィンテージにおいて特定のヴィンテージに決定される論理的検討がなされません。そして今回もなぜ75,76以外ではだめなのか詰められていません。博識という設定の遠峰さんなら検討されてもいいのに、知っているからこれに決まっている体になっています。
これは、ワインの理解力の欠如に起因しています。

神の雫において、テクニカル面のモーニング編集者たちのサポートが不足しています。続けるつもりなら、強化されたほうがいいとおもいます。


なお、
>それを尻目に、ジャイエのリシュブールを飲むロベールと仄香。
ですが、ここでなぜジャイエを出すのか、理解に苦しみます。12番目は、デュケムに決めたのなら、それを掘り下げればいいのに、番外編のようなワインを持ち出し、また焦点を狂わせます。
(それともデュケムとジャイエの共通性でも語る狙いがあるのでしょうか。あったとしても、そこまで今の体制に解釈能力はないので、破たんすると思われます)


遠峰と主人公が認めているように、親父の足元にも及ばないようです。
「ジャイエの後にジャイエなし」であり、皮肉にも「豊多香の後に豊多香なし」という状況のようです。ロベールがそれを皮肉ってジャイエを持ち出しているなら、大した物です。
  • g
  • 2014/05/25 4:49 AM
gさん>

ごもっともです!

私個人の感想では、納得の行く説明努力がなされていたのは「第一の使徒」のみで、それもスタートだから今後は良くなるだろうという期待値を込めての合格点だったと思います。

それ以降は、ココでも皆さんが書かれている通り、作者が飲んだ高級ワインの自慢レベルで終わっており、銘柄は作者が偶然飲んで美味しかった銘柄。 ヴィンテージは作者が入手できた中で最も高価な(パーカーポイントの高い)ヴィンテージと言うことの様です。(苦笑

ワインを語る上での知識のサポートも必要でしょうし、ストーリーの検証もしっかりお願いしたです。

休載中に、過去の話も徹底的に検証し、「神の雫編」では過去にハッタリで広げた大風呂敷もすべて回収する気合で連載して欲しいです。

何年先の連載になるか…(笑
もしかしたら、このまま立ち消えって事にならなければ良いのですが。(爆

  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2014/05/26 9:58 AM
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