コミック 神の雫 ワインリスト ドラマ 神の雫 ワインリスト
コミック ソムリエール ワインリスト コミック ソムリエ ワインリスト
 
 

今週の「神の雫」 #435 「以心伝心」

 

神咲邸に各々の意志で残った雫と遠峰は、共に第十二の使徒に込められた豊多香の真意を探ることにする。

 

第十二の使徒編 第41話


お〜中々新鮮な展開ではありませんか… と僅かながら期待したのもつかの間、気がついてしまいました。
逆に今まで(第一の使徒から第十二の使徒まで)、同じ所をぐるぐる回っていただけなんですね。(笑


普通の世界で、雫ほどの「鼻」と「ワインの基礎要素」を持った人間が、一年間本編で登場したようなワインを「真剣」に飲み続けたら、相当な「高み」まで登れるでしょうに…
ところが、雫は新たな必殺技を身につけることも無く、自称「ワイン初心者」のままで、最後を迎えてしまいました。


方や遠峰は、本来の持ち味だったエキセントリックな所は凡人化し、最後までワイン・エキスパートとしての本領は発揮しないまま終わりました。


作者がワインのエキスパートじゃ無いから、それよりもレベルの低い雫を主人公に据え、共に「正しいワイン道」に置いても成長していけば、それに合わせて読者も「正しいワイン」の勉強が出来たはずだったのですが…
作者が連載開始から十年掛けてやったことは、「変態妄想」を助長しただけ。

これでは、登場人物が成長する筈ありません。
作者は「サザエさん」方式のぬるま湯に浸り、怠惰な物語を垂れ流してしまった訳です。




この作者は、目先の細かい事は気にする割に、全体の流れには無頓着な人の様です。
今回も、タストヴァンの事を必死に説明していますが… あと5話って時にそこにページを割くのはもったいない。「豊多香から依頼された」の一言でも良いし、「遺言に書いてある」ってだけでも充分です。


ディケムに秘められた、豊多香の真意って言うも… どうして、第十二の使徒だけ再検証の必要があるのか。
やるなら、第一の使徒から全部やらなきゃダメでしょ。


考えてみると…
毎回繰り返されてきた、ハッタリだけの雰囲気で終わるパターン
これは、「一枚の葉」や「一本の樹」にしか目が行かず、「森全体」を見渡せない作者の性質から来るものだったのかもしれません。
作者の性格が「サザエさん」方式だったと。(爆



最後に…
このレビューをするに当たり、本来なら、残り5話を「神の雫編」としないと、ストーリーの全体構成としては、とても座りが悪いのですが、私は「神の雫編」は無いと判断しました。(笑


残り5話って言うのに、2話も第十二の使徒の反省(追加妄想)で費やしてしまう流れですから。


もう、雫母と仄香、それを囲う豊多香の人間ドラマは描かれる事も無いでしょうし…。
遠峰と雫の新しい次元での人間関係も、雫とみやび、もしくはセーラとの関係、遠峰とローランの関係…などなど。

「神の雫ワールド」の人間関係は、初期設定のまま放置。 もしくは、唐突に結論で終わりなのでしょう。
「神の雫」で重要なのは「第一の使徒」と「第十二の使徒」だけで、途中は「中略」でも全く支障は無いのです。



さらに悪い事に、「神の雫」は「人間ドラマ」だって、TVドラマ化の際にも嫌というほど聞かされたのですが…
最後の最後まで、「人間ドラマ」に到達出来ず、作者の「変態ワイン妄想」を重視する構えです。




次号は5月22日発売です。



今週登場したワインは。

楽天のシステム変更により 2017年以前の記事内 登場ワインリンク は表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。

■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜

■ 怪盗ルヴァン

■ 神の雫

■ ソムリエール

■ ソムリエ

■ ドラマ神の雫



コメント
何で、あと5回なんだろうと思うに、ふと今年のフランスワインの高騰が原因でないかと。
作者の好きなブルゴーニュもシャンパンも20%〜50%の値上げ・・・
紹介されたワインが読者の手の届かない価格になったら、この漫画続かないもんなー(^^;;
  • Bizot
  • 2014/05/17 11:45 AM
Bizotさん>
なるほど、そう言う読みもありますか。(笑

私はストレートに… 今止めないと、「神の雫」を選ぶはめになるからだと思っていました。
選んでしまったら、作者自信もデメリットのほうが大きいと思います。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2014/05/17 10:35 PM
ワインレッド・ネットさん >

> 選んでしまったら、作者自信もデメリットのほうが大きいと思います。

 デメリットって何でしょうか? 「神の雫」候補探しに数年かけて掲載が継続できるから、高級ワインも経費で飲めて、メリット ウハウハだと思うのですが ・・・・ 。 神品と呼ばれるワインなら、ロマネ・コンティ以外にもあまたありますから、イタリアだけでも、エドアルド・ヴァレンティーニ、カーゼ・バッセ、エミディオ・ペペ、 etc. ・・・・

Bizotさん >

> 何で、あと5回なんだろうと思うに、・・・・

 読みが深いですね。
 自分は、単純に、今回の12使徒ワインクイズ正解者0だったことから、編集社内外から “ ひんしゅく ” 買ったのが、原因ではないか? と、思いました。 ところで、

> フランスワインの高騰が原因 ・・・・

 そんなに高くなったんですか? 自分は、チリワイン300円( POTORO SALVAJE インポーターは、ノルレェイク)のを普段飲んでいるので影響ないです。
  • Joda
  • 2014/05/18 8:15 AM
Jodaさん>

大きなデメリットの一つは…
どんなワインを選んだとしても、ワイン業界からは賛同よりも反発の声が大きいだろうということ。
もちろん、ほとんど無視されるのでしょうが、快く思わない方も多いだろうと想像しています。
下手に海外でも少しばかり有名になってしまったが故に、その反発は世界中から食らうことになるでしょう。

今までは連載が継続しており、人気は落ち目ながら、次の使徒で… という期待ももありましたから、媚びへつらう輩もいたと思いますが、「頂点に立つワイン」を選んでしまったら、喜ぶのはそのワインの関係者のみで、他へは遺恨を残すだけという事になりかねません。

当然、今まで「神の雫」の作者ということで、チヤホヤされてきた恩恵にも授かれなくなるだろうと思われます。 実際のところ、途中からパーカーポイント追随になってしまったのは、自分の意見では反発が大きいため、パーカーポイントという世界的権威の後ろ盾が必要だったのだろうと想像していました。
そして、さすがのパーカー氏も、絶対的な世界最高のワインは選んでいませんので、作者が「神の雫」を選んでしまったら、単独で反発の矢面に立たされる事になります。


他には、投機筋からの圧力なんてのもありますし。
使徒を選ぶことで、投機的ワインの存在を肯定し、さらにはその力に加担する事になり、最後はそこに飲み込まれたと…(苦笑


作者は、漫画としての完成度よりも、連載終了後の自分の立ち位置を確保するためにも、「神の雫」は選べないだろうと感じた次第です。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2014/05/18 5:16 PM
ワインレッド・ネットさん >

 ご回答ありがとうございました。 なるほど、ワイン業界の内情がよくわかりました。 正直、えぐいというか、どこの業界もこの世は、ドロドロですね。 それでも少なからず、「12使徒」や「神」の雫と言う、イエズス・キリストと新約聖書に関係する言葉を使用しているのだから、もっと、ワインを高尚でストレートに原作者は、理想を考えられて、それこそ、唯我独尊のテイスティングを幻覚状態のまま、つき進まれるのかと思っていました。 ・・・ しかし、ふと、地面を見て常識のブレーキが、かかてしまった と、言う訳ですね。 ─ 感想を申し上げれば、・・・

 今の世代に 「 大警告 ; The Warning 」 が、到来すると ヨハネの黙示録 “ 第六の封印 ” を告げている、マリア・ディヴァイン・マースィーと呼ばれる最後の預言者( thewarningsecondcoming.com )が 既に現れて久しいのですが、 ─ このような時代に、出し惜しみしている必要はないのにと、寂しい思いがしました。
  • Joda
  • 2014/05/19 11:37 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>

categories

archives

recent comment

recent trackback

others

mobile

qrcode