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今週の「神の雫」 #429 「今宵、皆でワインを…」


決戦を前に…
遠峰とセーラ、ローラン、クリス、ワイン事業部の面々、ロベールと仄香、それぞれの場所で同じ銘柄のシャンパーニュを飲む。

 

第十二の使徒編 第36話


毎度恒例の決戦前夜の祝杯。
これも、毎回毎回、必須事項として描かれますが…
意味があるやら無いやら…


2つチェックを入れました。


一つ目。
伏線を張ったままになっていた、ルパンのおばちゃん。
大株主だそうです。

アラン・ロベールをワイン事業部に差し入れした事と合わせて明かされました。
結局上手く伏線が使えなかった。 って事でしょうけど…。

それにしても、マヌケ。
あの、勿体振った正体の隠し方は何だったのでしょう。
あの場を、さも意味がある様に見せかけただけの事でした。
まぁ、「神の雫」の基本が「意味がありそう」→「その場限りのハッタリ」というパターンですので、これも当然の結果ですね。

大株主をストーリー全体の冒頭で出しているんだから、ワイン事業部なんて「小さな世界」で話を進めずに、太陽ビールの敵対的買収なんてネタを縦軸に、もう一本入れられたのにね〜。
ちまちまと、ワインを経費で飲むことばかり考えてた作者は、お話を面白くする事をすっかり忘れてしまったようです。



2つ目。
やはり、最後の一本「神の雫」探しは、「十二使徒」探しとは別物扱いにしてしまいたい願望が大噴出。

セーラの問いかけ「『神の雫』の勝負に二人とも進めるのかしら」
遠峰の台詞「この時点で既に二本の差がつくわけだから…中略…決着はついたことになる」
セーラの台詞「その先に過酷な何かが待ち受けているような気がする」

雫の台詞「勝って6対6のイーブンに持ち込んで『神の雫』にチャレンジするんだ」

もう、ルール変更があること必至です。
って、すでに豊多香の遺書とは違う、非常に低次元な泥仕合になっているのですけどね。(笑


これまでの戦いは何だったのかな?
やっぱり、次は「48本」探すのか?
先週思いついた「108本」なのか?
デジタルの時代だから、いっそ「256本」とか。
単位が一つあがて「1024本」でも良いかもしれない。




さて、テラっちさんから先週コメントをいただきまして…
「第十二の使徒」予想という、難関に挑まなければいけない訳なのですが。



テラっちさんの予想は、「アッサンブラージュ」というキーワードで、アンリ・ジローのフュ・ド・シェーヌ。

こりゃまた超弩級シャンパーニュですね。
確かに、話の流れはシャンパーニュで〆ていますし、「アッサンブラージュ」といキーワードも頷けます。
ただ、個人的に気になるのは、山田さんは、シャンパーニュを2連発で出したのか?ってこと。



私なりに使徒の記述を改めて解釈し直すと…

ワインを飲む
苔の匂い、森の匂い、土の匂い、湿気のある香りなどの「陰」の要素を抜けて「陽」が一瞬見えるが閉塞感を伴う香りに戻ってしまう。
その中には、獣臭が微かに漂うも、とらえどころがない。
やがて、果実臭や花、麦わらの香りがあり、絹のような滑らかさと「陽」の要素を多く含む感じとなる。
そして、ワインとしての熟成が終わりゆく切なさの中に、若かりし頃の味わいをも感じる風味を残す。
朽ちていく中にも、多彩な風味が感じられ、熟成行く過程を感じさせる。
それは時熟成期間の60年を、一瞬に感じられる複雑さを持つワインである。



まず、ヴィンテージは60年前。 1954年のワインである。
2014年今年還暦を迎えるワイン。


60年の長きを超えるワイン。
「タンニン」による熟成がボルドー。
「炭酸ガス」による熟成がシャンパーニュ。
と、熟成を助ける要素に話が行ったので、そこを元にすると…。

あと、ワインの熟成を助ける要素… まず、思いつくのは「樽」。
「樽」となればブルゴーニュで新樽200%とかありますが、ブルゴーニュは否定されているし、「樽」は「タンニン」と被るので… 違うか。

次、思いつくには「糖度」 っていうか、他に熟成に必要なモノがあるのかなぁ…
「加糖」「補糖」問題は作者も因縁がありますから、最後にもう一回ってパターンで。(笑



結局、判りません。(爆
どなたか、この後を考えてください!(無責任



第十二の使徒、今回までのまとめ。

雫側
ボルドー産ではない。
今週は意外性を演出するために全工程極秘事項。
偶然吉岡氏がコレクションしていたワインが第十二の使徒だ。

遠峰側
ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。
ソムリエの山田が京香のために選んだワインが第十二の使徒だ。



次号は4月3日発売です。



今週登場したワインは。

楽天のシステム変更により2017年より古い記事内の登場ワインリンクは表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。

■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜

■ 怪盗ルヴァン

■ 神の雫

■ ソムリエール

■ ソムリエ

■ ドラマ神の雫



コメント
毎回おもしろいお話をありがとうです、「神の雫」を読む、視点がちがうので、ためになります。 「糖度」に気がつくとは、なかなかいい線ついてますね。 第一に連想するのが、天然甘味果実酒・酒精強化ワインの赤でしょうか。 長期熟成に耐える要素のひとつは、やはり糖度、もうひとつは、高いアルコール度数でしょう。 ヴァン・ドゥー・ナチュレル 「ポート」「シェリー」「バニュルス」「リヴザルト」「レチョート」などの赤。 糖度をほとんど高いアルコール分に変えた「アマローネ」なども候補に上げたいです。 プーリア州のソラリア・イオニカやヴェネト州のダル・フォルノ・ロマーノのアマローネなどは、パーカーポイント高得点ですから・・・。 ただし、原作者は、天然甘味果実酒(フォーティファイドワインのたぐい)をほとんど試飲していないのではないかと想像できます。 「神の雫」に、今までほとんど、出てこないワインですから。 おそらくは、スティルワインとシャンパーニュにしか、興味が無いと推測しています。 1953年以前のバニュルスやリヴザルトなら楽天でも簡単に購入できるくらいですから、原作者がそのあたりを使徒に選ぶなどとは思えないのです。 記述からたしかに、苔、森、土、お香、獣臭、陰性のイメージが主体で、後半の果実と花と麦わらと、幼年と老年の対比に至るイメージは、ヴァン・ドゥー・ナチュレルには当てはまらないように感じます。「ボルドーの赤ワインではない」と言った雫君の言葉の裏には、ボルドーに負けない同等の赤ワインと言うことになりますから、もしかすると、ロワールやブルゴーニュにもあるかも知れません。 長期熟成タイプの品種カベルネ・フランを使ったシノンやブルグイユ、ボーヌのポマールやコルトンならピノでありながら強靭なタイプが意外とありますから。
  • Joda
  • 2014/03/27 7:27 PM
Jodaさん

また、意味ありげなハンドルでありがとうございます。

やっぱり、あの記述からだと、フォーティファイドに行きますよね。 作者の好みに対する読みも全く同感で、以前にここで書かせていただいたとおりです。(笑
同様に作者の好み、ブランド好きの性格からすると、私の読みだと、赤ではロワールとかポマール、コルトンも作者は好きじゃないと思うんですよね…。

ブルゴーニュは作中ですでに否定されているのですが、やっぱりブルしか該当するワインが思い浮かばず。
中でもコート・ド・ニュイで、ボーヌ・ロマネに匹敵する銘醸古酒があるとすれば、かつては双璧の名門だったジュヴレ・シャンベルタン村。
それも「シャンベルタン」しか無いと思うのです。

ただ、「シャンベルタン」の古酒で獣臭が常にあるのか、またそんな作り手がいるのか、私は知りません。(苦笑
クロ・ド・ベーズ辺りならそんな印象の作り手もありましたが、私の飲んだ程度の本数ではそれが普遍的なものなのかどうかも、定かではない次第です。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2014/03/27 8:09 PM
やはり、そう思いますか・・・実は昨年、12使徒当てのお題が登場したとき、真っ先に思い浮かんだのが、ブルゴーニュで最も古い歴史を持つシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ畑からの古酒ではないか? と言うものでした。 原作者の脳内思考パターンから推測して、・・・・途中、ブルゴーニュ古酒は、錬金術の等価交換の法則よろしく、変容するとかで、候補から外され、はぐらかされましたが、・・・・このあたり、作為を感じます。
  • Joda
  • 2014/03/29 5:49 AM
作為を感じられますか?(笑
であれば、ブルゴーニュと言うのも、消えたわけでは無いかもしれませんね。

'54は無理としても、'53のシャンベルタンorクロ・ド・ベーズなら、(想像でしかありませんが)今でも楽しめるんじゃ無いでしょうか。
ルソーか、ドルーアンですか…

超メジャーで、面白くないですね。(汗
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2014/03/29 11:20 PM
はじめまして!非常に興味深い記事で私も思わずコメント!

私の予想 キーワードはNV。
古酒がブレンドされているワインであれば後半部分の記述にもしっくりきます。
代表的なもので、やはりシャンパン。
シェリーのソレラ。
また、シャンパンについては非常に珍しい古酒としては沈没船から引き揚げられたというものもあります。これは完全に空気から遮断されており状態も良いものだそうですが、、、まあ、これはないでしょう。
シェリーはソレラシステムもですが、フィノと呼ばれるタイプでは表面に酵母の膜を張らせることで空気と遮断した状態で熟成するそうです。

あと、単純に古酒であれば貴腐ワインもかなり長く熟成できますね。ないとは思いますが。
  • 通りすがりA
  • 2014/04/02 8:33 AM
通りすがりAさん

酒精強化はやはり皆さん気になりますよね。

あと、デザートワインと云うのは、今回の使徒の記述(ワインの特徴)とは合致しないと思うのですが…
「人生の余韻」みたいなキーワードを据えれば、テーマ的にはしっくり来ますよね。

私の中には全くなかった発想で、とても興味深いです。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2014/04/02 9:44 AM
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