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今月の「ソムリエール」 le vin#126 「告解」

 
総司教の死により、カナの両親の事を語れなくなってしまった教会。
カナと樹里は「告解」の場を利用し、スミスから情報を聞き出そうとする。

 


「ソムリエール」第百二十六話。フランス編 第九話。

 

ふむ〜、話はえらく難しい所へ進みつつあります。
料理と合わせて美味しいとか、気取ってちょっと高めのワインを頼んでみるとか… 普通に私たちが生活の中で接しているワインのベクトルとは乖離した世界が語られています。


考えてみれば、「ソムリエール」の根底に流れるワインへのスタンスは常にココにあったのですね。


確かに私のような低レベルのワイン経験の中にも、人生を揺るがすような感動が味わえるようなワインはありましたし、その片鱗程度なら、時折ベール越しに存在を意識させられることもあります。

でも、常にその立ち位置でワインを語るような崇高な所に、私は到達出来ていません。(苦笑

 

前回も感じたことですが、ワインとキリスト教との繋がりという点でも、私の中では理解に苦しむ部分が多いのです。
うちは先祖代々、浄土真宗ですからね。(爆
「告解」という今回のキーワード一つにも、???状態で、困ったものです。

 

たぶん作者は、漫画として、もっと気楽に楽しめばいいと思っているのでしょうけど、「神の雫」が思想のカケラも感じられない、ブランド嗜好と自己満足で練り上げたような「チャラ」さで固まってしまいましたので、「ソムリエール」にそれを補う世界を求めているのでしょう。

 

 

え〜、月一の機会ですので、ココからはもう少しお話しを楽しむ方向で…(苦笑


葡萄畑の土を食べるカナ。
妙に可愛い。(笑

お姉さん的立場で、カナの告解をスミスに話す樹里。
この描写も、可愛い。(笑


とても人間味のある描写が、なんとなく ほんわりとしていて、良いです。
これも、「ソムリエール」が常に持ち続ける味わいですね。


一時期、カナの絵が、とても大人びていた時期がありました。
「天然」であるカナも日本での試練を経験し、徐々に大人になって来たんだなぁと納得していましたが…


景山氏との関係が明らかになる辺りからか、カナの家族の輪郭が見え始めると、カナがまた少女っぽく変わって来たような気がします。


これは単なる偶然なのか、松井氏の狙いなのか。
うん、きっと狙ってそうしている。
そうであってほしい。(笑

 

好き嫌いはあるでしょうが、オキモト氏の絵に比べると、どうも難点が目立ってしまう松井氏の絵。
でも、カナの描写の変遷に関しては、私はとても「ソムリエール」らしくて良いと思うのです。


カナとみやびは、おそらく同年代のはずだけど…
今、両親の問題で揺れ動くカナの絵は、みやびのようにスタイリッシュであってはいけないのです。
おもわず、畑の土を食べ、その行為が人とは異なる世界の事というのに、ハタと気付くカナこそが「ソムリエール」ワールドを支える原点なのですから。

 

 

あとひとつ、難点というか… もったいない点。
「ソムリエール」に登場するワインは凄いのに、何故か購買意欲をくすぐられない点。
これは、どうしてなのでしょう。

 

 

コラムは【ボルドー・サテライト】
近所のスーパー併設ワイン売場に並ぶボルドーは、ほとんどサテライト産なんです。

 


次号は8月22日(水)下のURLで配信です。
http://grandjump.shueisha.co.jp/

 


今回登場ワインは。
■ ロック・ド・カンブ

楽天のシステム変更により2017年より古い記事内の登場ワインリンクは表示されません。
下記リンク先の一覧はスマホからも見やすくまとめていますのでご参照ください。

■ マリアージュ 〜神の雫 最終章〜

■ 怪盗ルヴァン

■ 神の雫

■ ソムリエール

■ ソムリエ

■ ドラマ神の雫



コメント
 酷暑お見舞い申し上げます。

  たしかにカナの人相が違った時期はありました。 一時期ずいぶん面長になり、単行本を並べて見ると別人のようです。 評判良くなくて元に戻したのかなぁ…と思っていました。

  その後ヴァン・ブルー時代は髪を束ねた仕事中の場面が多かったせいかも。 カナは仕事OFF時など髪を下ろしているほうが、少女っぽく見えます。 最近は髪を束ねている時が無いですからね。

「神の雫」はあまり読んでないので、みやびの年齢は判りませんが、カナは1982年生まれのエピソードがありましたから今年30歳。 私も今の方が良いと思っていますが、それにしてもかなり少女っぽいですね。 

第20巻が先日発売され、ようやく「ジャンヌ・ダルクのワイン」(後編)までのセリフを全部読めました。

  アルベルトの言葉「…特に最高のワイン造りというのは、20年30年という信じられない程の長いサイクルで計画されているのです。」  彼が“足長おじさん”ならば「樹カナ」という一人の女性も、彼のプロジェクトによる「作品」なのでしょうか?。

  巻頭はフランスへ旅立つ辺りでページを開いた時、かなり懐かし感がありました。 そこは半年以上前の昨年11月Web掲載分なので当然ですね。 やはり月イチ連載は待たされますね。

カナが頭痛を訴える絵があり(何か持病?)かと気になってました。 カナだけが何故生き残ったのかも以前から気になっていました。 事故直前、両親は幼少のカナをどこかへ預けていたのか?。

セリフを読んでみて、やはり同乗していたが奇跡的に助かった。 事故の衝撃で記憶の“一部”を喪失したと見るのが妥当のようですね。 “全部”記憶喪失だと、あの「しゃぼん玉とんだ」の唄を母親から教わったエピソードがメチャクチャになってしまいます(笑)。

第20巻にある原作者、城アラキ氏のコメントには「 ソムリエールもいよいよ大詰め。」とあります。 年内最終回か、来年まで延命のため、有力な手がかりだった総司教に天に召されてもらったのか(苦笑)。
さて、どうなるでしょうか?。
  • 武庫川の小石
  • 2012/07/29 8:36 PM
カナがアルベルトのワイン造りのための先行投資を受けていたってのは、中々面白いですね。

スミスが2人いるのは、単なる偶然なのか…
カナをエスポワールに送り込んだ真意は何か…
景山氏はそれらに関わっているのか…
まだまだ、謎は多いのですが、作者がカナの運命を過酷と言っているあたりからも、アルベルトがスミスである可能性は高いですよね。


あと、記憶喪失は、作者の都合の良い部分だけを忘れさせるには、格好の素材でしょうから、これもご指摘の通り、お話しが進みそうな気がします。

ソムリエールも大詰めなのですね。
今後の展開がますます楽しみです。
  • 管理人@ワインレッド・ネット
  • 2012/07/31 2:49 PM
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